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Lifestyle Disease

生活習慣病

生活習慣病について

食習慣、運動習慣、仕事のストレス、睡眠などの生活習慣が関係している疾患です。糖尿病、脂質異常症、高血圧などが該当します。

特徴的なのは初期状態だと目立ったトラブルがなく、少しずつ深刻な合併症に結びつく点です。実際にさまざまな癌との関係性も指摘されています。現在、生涯でがんに罹患する確率は、2007年の「国立がん研究センター がん対策情報センター」の調査によると男性が「55.7%」、女性が「41.3%」となっています。つまり、国民の2人に1人ががんになる計算です。 がんになる要因は多岐に及びますが、生活習慣病のリスクを下げることが結果として、がんの予防にも繋がることが指摘されています。

生活習慣病の主な病気

糖尿病

毎日食べている食事には様々な糖が含まれています。その際、糖をエネルギーに変えて、血糖値を正常な働きに保ってくれるホルモンがインスリンです。しかし、何らかの要因で「インスリンの分泌が十分ではない」「インスリンが効きにくい」といった状態になると体は常に高血糖状態となります。血糖値が高くなると、疲れやすくなったり、喉が渇きやすくなったり、おしっこの量が多くなったりします。重症化すると、意識障害や様々な合併症(網膜症、腎症、神経障害、狭心症・動脈硬化など)を引き起こす可能性もある危険な疾患です。

脂質異常症(高脂血症)

「血液中の悪玉コレステロールが必要以上に増えた」または「善玉のHDLコレステロールが減った」状態を指します。脂質異常症の怖さは、体の痛みや違和感などの自覚症状がまったくないことです。健康診断などの数値によって脂質異常症だとは判断できますが、患者さんは体に異常がないため状況を改善せず、放置しがちです。
しかし、脂質異常症は血液をドロドロにするので、動脈硬化のリスクを高めます。結果として、脳梗塞や心筋梗塞などの重大な疾病に繋がってしまうのです。

高血圧症

遺伝的な要因に加えて、塩分の高い食生活、喫煙・飲酒習慣、運動不足などの環境的要因によって高血圧のリスクは高まります。血圧が高いとは、つまり血管内にかかる圧力が高い状態です。常に血管壁の内側に圧力がかかっているため、血管内の壁が傷つくリスクが高まります。放っておくと、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病などの重大な病気を引き起こす原因になります。

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